Money MarginalMan/マネー マージナルマン

薄給マネーサイト編集(配属1か月)の備忘録&資産形成ログです。ボツ企画、時事、貧乏暮らし、資産形成のねたをつぶやきます。

マネー記者、マネー編集者はどの金融商品に投資しているのか

「最新の投資情報などに詳しい」と思われることが多いマネー関係の記者や編集者は、

どのような投資をしているか、よく聞かれます。

私は自己資金が少ないのであれですが、周りの人を見てみると、手堅い投資をしている人が多いですね。理由としては、インサイダー取引をしないよう、規則があったり、自制する必要があるのが大きいと思います。

個別株、リートへの投資はNG

上場している会社の「会社関係者(役員等)」や情報を入手する人(情報受領者)が、ある「重要事実」を知り、その事実の「公表前」に「特定有価証券等を売買する」ことは、内部者取引インサイダー取引)として禁止されています。

不公正取引規制違反に係る課徴金制度について:証券取引等監視委員会

記者などは、この「情報受領者」になる可能性があるのですね。

過去には

NHKの記者が発表前の記事を見て取引

・日経の広告局員が新聞に掲載される株式分割などのお知らせ(法定広告)を見て取引

www.asahi.com

することがありました。

基本的には、会社の内規で株取引を禁止していたり、届け出制にしていたり、誓約書を出すよう求めたりしているようですね。各社によって差がありますが、個別株だけでなく、(ひとつの情報が価格を動かしやすい)リ―ト(不動産投資信託)も禁止されていると思います。

実際、リートは少しの物件でも影響が出るとでかいですからね。。。

 

プラス、ネタや事実を知りやすい記者は、記者在職中はもちろん、離れてからも1年は取引禁止にされたりします。この点は、会計士や、銀行員の方と同じでしょうか。

 

投信、ETF、そしてFX

すると、インサイダーなどが関係ない(特定有価証券でない)金融商品が、

「許される」投資先になります。

www.jpx.co.jp

つまり、投信やETF(上場投資信託です。また、ここには書いていないですがFX(外国為替証拠金取引もOKですね。

 

体感では、積立&分散&何にでも手を出す人が多い

では、実際には何を買っているか。体感ですが、正解は「何でも買う」笑 だと思います。買ってみる、と言った方が正確ですね。

基本的に、投資商品とか、お金のことが大好きな人達ですから……。

もちろんその中の、投資に時間や資金を向ける余裕がある人、ですよ。

 

周囲の例では、

日本株、先進国株、エマージング株を投資対象にした投信

を中心にバランスよく。さらに年齢が上だったら

・債券

も入れ、たまには

・金

などのコモディティ(商品)を織り交ぜる。ただ、それだけだとツマらないので、ETF(上場投資信託)やFXで、日々お金を動かす……という感じでしょうか。