「ラップ口座参入」に関する、ある報道内容がさっそく後退してた件
つまりは、朝日の記事のとおりになるのかな、という話
以前、松井証券についてこんなことを書きまして。
その後、朝日新聞のインタビューで、こんな記事が出たので反省していたわけです。
ああ、ついに松井証券が業界を変える水準のサービスor手数料の新機軸を打ち出すのだと……なんも気つかへんかったわと…
ところが、翌週に日経からネット系証券の動きをまとめた記事が出た際、ちょっと書きぶりが後退している感じがありました。
中心は、SBI証券の富裕層向けサービスや、マネックス証券×クレディセゾン×米バンガードのラップ口座参入などですが、松井証券に関しての部分は「コンピュータプログラムを使用した、顧客の運用相談」の記述のみなんですよね。
これでは、最近はやりのロボ・アドバイザー(資産運用相談ロボ)の導入だけで、マネックス証券がすでに行なっていることの後追いのように見えてしまいます。
書き飛ばしではない、と思いたい
そして、松井証券からは報道について何のリリースも出ていないのですよね。
社長が明らかにしたことなのだから、事前に発表時期やもろもろについては調整していると思うのですが……
あえて新聞報道だけにする理由と、日経記事のあまりの内容の薄さがいまいちわからない&気になっているのですよね。
できるだけ当初の報道の通りに話が進んでほしいですね。
そして、最近のインデックス投信での競争のように、
ラップ口座の分野での荒々しい競争を、松井証券が先導してくれればいいのに・・・・・・と思います。